宅左衛門一家の供養祭
書籍にも掲載さている宅左衛門一家の供養祭。
7月初旬、地域の人たちが大中寺に集まり、宅左衛門一家の供養祭を行います。
ご住職が六地蔵さんにお教をあげ、町内の皆さんもそれに続いていきます。
この供養祭はお年寄りから子どもまで、たくさんの方が参加をしています。
皆さんを見て感じたのは、誰かの強制とか付き合いでなく自然に供養祭に参列しているということ。
この地域には六地蔵さんへの想いがしっかりと受け継がれていっているのだなと感じました。
六地蔵さんと宅左衛門さんのお墓に、地域の方一人ひとりが手をあわせ供養祭は終了。
今は供養祭の帰りにお酒やお菓子が振る舞われて終わりですが、コロナ前まではそのままお酒を飲んだり、お菓子を食べたり、ゲームなども行っていたそうです。
宅左衛門さん一家をきちんと供養し、その後はこれからの地域の幸せを願い、みんなで楽しく過ごす。
この供養祭は自分の地域に対する愛情を育む大切な行事なんだろうなと感じました。